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明日6月7日(月)の NHKおはよう日本

みなさん、こんにちは。

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明日、6月7日(月)午前7時45分からの「NHKおはよう日本」で活動を紹介して頂けることとなりました。

首都圏のみですが、ご覧を頂き、より横浜の歴史に関心を持って頂ければ嬉しく思います。


以上、告知で申し訳ございませんでした。



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眞葛 博士



追記

活動をご紹介頂き感謝致します。
難しい修復ですが、兼弘さんと頑張ります!

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既成概念を吹き飛ばすかのような真葛焼

みなさん、こんにちは。


初代宮川香山は、代々やきものを生業にする家に生まれ、文化の都「京都」で育ちました。
京焼の歴史や伝統もまさに肌身に染みついていたと思います。

そんな初代宮川香山は、ときに既成概念を打ち壊すような作品を世に出し、
多くの人々を驚嘆させてきました。今日はそんな作品を紹介したいと思います。



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初代宮川香山作 宮川香山 眞葛ミュージアム蔵



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初代宮川香山作 宮川香山 眞葛ミュージアム蔵





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初代宮川香山作 宮川香山 眞葛ミュージアム蔵



これらの作品は、貝や象牙、そして磁器を象眼する技法で製作されています。

漆器に貝などを象眼する「芝山漆器」は有名ですが、
やきものに貝や象牙、磁器を象眼して模様を表現した作品はこれまで見たことがありませんでした。
恐るべし、初代宮川香山です。

京都に生まれ育ち、帝室技芸員でもあった香山。

この経歴だけを見ると保守的な作品作りを想像されるかもしれませんが、
初代香山は面白そうなことだったらどんどんチャレンジする。やってみる。
そんな革新的な面を強く持った作家だったと思います。


今日もブログを見ていただき、ありがとうございました。

眞葛 博士



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真葛焼をモチーフに

みなさん、こんにちは。

渡辺香奈先生が真葛焼をモチーフにした作品を発表されます。





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渡辺香奈 「一輪を花束にして」 _F15縦





一輪一輪こそ可憐な花ですが、それらが精一杯生き、宮川香山の花瓶にも負けない命の迫力を産み出しているように感じますね。

渡辺先生は間もなく銀座の日動画廊さんで個展を開催されます。


「2009年昭和会展にて松村謙三賞を受賞、その他多数のコンクールや二紀会での受賞を重ね、華々しいデビューとその作風の華やかさで注目と期待を集めました。そんな中、さらなる飛躍を目指してスペイン・リアリズムの中心地マドリッドへと向かい、2年間じっくりと、絵画技法にとどまることなく、解剖学やさらには絵画の存在意義について取り組まれました。
本展覧会では、「花」を主題の中心に、その美しさのみならず、花の一生を人間になぞらえ、自らの人生観を描くことに挑まれています。また、日本文化への賛美を込め明治時代の陶工・宮川香山の花瓶を登場させるなど、新たな挑戦に渡辺先生の気組みが感じられます。新作約20点に、ぜひご注目ください。」
日動画廊さんHPより https://www.nichido-garo.co.jp/exhibition/2021/04/post-469.html
期間は2021年6月24日(木)〜7月7日(水)。日曜は休廊です。
日動画廊本店 東京都中央区銀座5-3-16 電話03(3571)2553


是非私も作品を見にいきたいと思っています。

今日もブログを見ていただき、有り難うございました。



眞葛 博士

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明治期の貴重な深川製磁

今日は眞葛焼を探していて、イギリスで偶然発見した明治期の貴重な深川製磁をご紹介したいと思います。



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イギリスと日本の国旗が描かれていますよね。深川製磁さんに問い合わせをしたところ、この作品はいわゆる「看板兼商品見本」のようなもので、博覧会などのブースに飾り「深川はこういう商品を作っていますよ」というのを知らせるものだということでした。




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明治期にはイギリスに深川製磁の販売代理店があったようなので、その店頭を飾っていたものかもしれませんね。


本家の深川製磁にも一点だけ現存しているようですが、私が発見したものはコンディションもよく大変貴重だということでした。明治期の貴重な資料として、私の手元にあるのがもったいないくらいに感じます。



今日もブログを見ていただき有り難うございました。


眞葛 博士





追伸

少し前になりますが、パティスリーモンテローザ横浜本店の敷地をドラマ「天国と地獄」の撮影にお貸ししたところ、後日こんな色紙を頂きました。また、高橋一生さんや監督はわざわざお店でケーキも購入してくださり、その心配りなどにも流石だなあと思いました。綾瀬はるか様、高橋一生様、そしてスタッフの皆様、有り難うございました。



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絶対お勧め 「近代陶磁をふりかえる」三の丸尚蔵館

みなさん、こんにちは。

今日はお勧めの企画展情報です。

現在、宮内庁三の丸尚蔵館では企画展「近代陶磁をふりかえる」が開催されています。


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三の丸尚蔵館には皇室に献上された作品が多く収蔵されており、まさに名品、優品の宝庫となっています。


今回の企画展では、”帝室技芸員揃い踏み”というコーナーがあり、初代宮川香山・三代清風与平・初代伊藤陶山・初代諏訪蘇山・板谷波山の作品を堪能することができます。



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初代宮川香山については、第一回内国勧業博覧会出品作の浮彫作品や氷梅紋の作品、そしてため息がでるほど美しい青磁の作品などが展示されています。

改めて、初代宮川香山の細工、釉下彩、青磁の卓越したスタイルを堪能することができました。

絶対にお勧めの企画展です。



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三の丸尚蔵館 第88回展覧会 「近代陶磁をふりかえる-明治・大正・昭和初期」

会期:令和3年6月8日(火)~9月5日(日)
前期:6月8日(火)~7月18日(日)
後期:7月22日(木・祝)~9月5日(日)
休館日:毎週月曜日・金曜日
ただし,7月23日(金・祝),8月9日(月・振休)は開館し,8月10日(火)は休館します。
展示替の期間は,7月19日(月)~7月21日(水)です。
当面の開館時間:午前9時~午後4時15分
入館は閉館の15分前まで
https://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/sannomaru.html




今日もブログを見ていただき、ありがとうございました。

眞葛 博士




追伸

鑑賞後の散策もまた格別ですよ。

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