宮川香山 自然を愛する心と翡翠(カワセミ)
宮川香山の作品には、身の回りの自然をモチーフにした作品が多く存在します。
植物や鳥などが、とてもかわいらしく、そして愛らしく描かれています。
きっと香山も、窯のまわりの自然を愛していたのでしょうね。
真葛焼を見ていると、自然を愛しむ素晴らしさというものを再認識させられます。
今日は、翡翠(カワセミ)の作品をご紹介したいと思います。
二代宮川香山作 「宮川香山 眞葛ミュージアム」寄託作品
ちょっと凛々しくて、なんとも可愛らしいですよね。
今までカワセミという鳥をあまり意識したことはなかったのですが、宮川香山の作品を見てから、カワセミの美しさを再認識しました(笑)
なんと言っても「水辺の宝石」と言われている鳥ですからね。
宮川香山作 灰皿( たばこと塩の博物館蔵 )
横浜の真葛窯付近には、湧水なども流れていたということですから、カワセミも普通に見られたのだと思います。
今や横浜は市街化が進み、緑は失われ、小川や池もどんどん姿を消しています。
横浜の中心部では、もうカワセミを見ることは難しいのかなぁ、、、、と調べていると、2008年2月2日付の神奈川新聞の記事「都会のオアシスにカワセミ/横浜」を見つけました。
「都会のオアシスにカワセミが飛来。その場所は横浜の中心部、横浜市中区の横浜公園内にある日本庭園だ。 カワセミの体色は鮮やかなコバルト色で美しい。全国の平地、山地の川や池、湖などの水辺に住む。魚が主食だが エビや水中昆虫なども食べるという。 園内で作業をしていた市南部公園緑地事務所員は「カワセミは小魚を求めに毎日来ている。休日ともなれば望遠鏡や カメラを持ったバードウオッチャーたちが並ぶほど」と話している。 」とのこと。
横浜公園と言えば、横浜スタジアムのある公園です。
そんな都会のど真ん中に、カワセミが来ているという記事でした。
記事が出ていたのは約2年前ですが、そこは眞葛博士。
都会のカワセミをぜひこの目で見てみたくなり、いてもたってもいられなくなり、自転車で横浜スタジアムへ行ってきました!
横浜公園に到着してみると、池の周りには、カメラマンの姿もなく、30分ほど池のまわりの木の枝を見ていましたが、カワセミは現れません、、、、、。ただ寒いだけです(笑)。
園内で作業していた方に、「やはりカワセミはもう来ていないのでしょうか。」と尋ねると、「去年の頭くらいから姿が見えなくなってしまったのよ。あそこはネコが二匹くらいいるから警戒しちゃったのかもねえ。」とのこと、、、(泣)。
僕が残念そうな顔をしていると、「大丈夫よ。きっとまた梅の季節くらいになったらまた来るでしょ」と何だか笑顔で慰めてもらっちゃいました。
カワセミには心から、戻ってきて欲しいと思います、、、。
都会にカワセミが来てくれていると思うだけで、何だかホッとしますからね。
2年前の横浜公園のカワセミの写真を公開しているブログ「カワセミ写真ライブラリー」さんのサイトと画像を紹介させて頂きたいと思います。 http://walkbirder.exblog.jp/8243215/
明治時代 エドワード S. モースというアメリカ人は言いました。
「日本人の手になるこれらの工芸品は、ほかの繊細な創造物とともに、彼らが自然に対し、豊かな愛情をもつことと、彼らが装飾芸術において、このような単純なモティーフを芸術表現に高める力を示しているので、これらを見た後では、日本人が世界中で最も深く自然を愛し、そして最大の芸術家であるかのように思われる。」と。
日本人が世界中で最も深く自然を愛し、そして最大の芸術家であるかのように思われる。
私たちは、かつてそう言われていたのですね。
こんな時代だからこそ、自然を愛しむ素晴らしさを再認識してみるのもよいかもしれません。
今日もブログを見て頂き、有難うございました。
眞葛 博士
植物や鳥などが、とてもかわいらしく、そして愛らしく描かれています。
きっと香山も、窯のまわりの自然を愛していたのでしょうね。
真葛焼を見ていると、自然を愛しむ素晴らしさというものを再認識させられます。
今日は、翡翠(カワセミ)の作品をご紹介したいと思います。
二代宮川香山作 「宮川香山 眞葛ミュージアム」寄託作品
ちょっと凛々しくて、なんとも可愛らしいですよね。
今までカワセミという鳥をあまり意識したことはなかったのですが、宮川香山の作品を見てから、カワセミの美しさを再認識しました(笑)
なんと言っても「水辺の宝石」と言われている鳥ですからね。
宮川香山作 灰皿( たばこと塩の博物館蔵 )
横浜の真葛窯付近には、湧水なども流れていたということですから、カワセミも普通に見られたのだと思います。
今や横浜は市街化が進み、緑は失われ、小川や池もどんどん姿を消しています。
横浜の中心部では、もうカワセミを見ることは難しいのかなぁ、、、、と調べていると、2008年2月2日付の神奈川新聞の記事「都会のオアシスにカワセミ/横浜」を見つけました。
「都会のオアシスにカワセミが飛来。その場所は横浜の中心部、横浜市中区の横浜公園内にある日本庭園だ。 カワセミの体色は鮮やかなコバルト色で美しい。全国の平地、山地の川や池、湖などの水辺に住む。魚が主食だが エビや水中昆虫なども食べるという。 園内で作業をしていた市南部公園緑地事務所員は「カワセミは小魚を求めに毎日来ている。休日ともなれば望遠鏡や カメラを持ったバードウオッチャーたちが並ぶほど」と話している。 」とのこと。
横浜公園と言えば、横浜スタジアムのある公園です。
そんな都会のど真ん中に、カワセミが来ているという記事でした。
記事が出ていたのは約2年前ですが、そこは眞葛博士。
都会のカワセミをぜひこの目で見てみたくなり、いてもたってもいられなくなり、自転車で横浜スタジアムへ行ってきました!
横浜公園に到着してみると、池の周りには、カメラマンの姿もなく、30分ほど池のまわりの木の枝を見ていましたが、カワセミは現れません、、、、、。ただ寒いだけです(笑)。
園内で作業していた方に、「やはりカワセミはもう来ていないのでしょうか。」と尋ねると、「去年の頭くらいから姿が見えなくなってしまったのよ。あそこはネコが二匹くらいいるから警戒しちゃったのかもねえ。」とのこと、、、(泣)。
僕が残念そうな顔をしていると、「大丈夫よ。きっとまた梅の季節くらいになったらまた来るでしょ」と何だか笑顔で慰めてもらっちゃいました。
カワセミには心から、戻ってきて欲しいと思います、、、。
都会にカワセミが来てくれていると思うだけで、何だかホッとしますからね。
2年前の横浜公園のカワセミの写真を公開しているブログ「カワセミ写真ライブラリー」さんのサイトと画像を紹介させて頂きたいと思います。 http://walkbirder.exblog.jp/8243215/
明治時代 エドワード S. モースというアメリカ人は言いました。
「日本人の手になるこれらの工芸品は、ほかの繊細な創造物とともに、彼らが自然に対し、豊かな愛情をもつことと、彼らが装飾芸術において、このような単純なモティーフを芸術表現に高める力を示しているので、これらを見た後では、日本人が世界中で最も深く自然を愛し、そして最大の芸術家であるかのように思われる。」と。
日本人が世界中で最も深く自然を愛し、そして最大の芸術家であるかのように思われる。
私たちは、かつてそう言われていたのですね。
こんな時代だからこそ、自然を愛しむ素晴らしさを再認識してみるのもよいかもしれません。
今日もブログを見て頂き、有難うございました。
眞葛 博士
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