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真葛香山 人気番組「なんでも鑑定団」に登場した真葛焼(2)

以前、人気テレビ番組「なんでも鑑定団」に登場した真葛焼は6つだと書かせて頂き、そのうちの4点をこのブログですでに紹介いたしました。

今日は、残りの2点について書きたいと思います。

まずは、2006年4月18日の放送に登場した「二代真葛香山作 鷺一対絵糸巻型花生」です。

FI12541_0E.jpg

鷺の絵が、盛り上げ的に描かれていて、構図もすばらしい名品です。

鑑定額は、ずばり100万円でした。

そして、次にご紹介するのが、6つの真葛焼の中で最高鑑定額の評価を得た作品です。

DSC01050.jpg

「初代真葛香山作 白磁子安観音」です。

明治20年という彫銘が入っている高さ59.1センチの観音像です。

中島誠之助先生の鑑定額は、ずばり700万円!!でした。

この作品は、初代宮川香山が明治天皇に献上するために製作した3体のうちの1体で、傷が入ってしまったため弟子の森香洲(虫明焼で有名)に与えたというものでした。

作品自体も、やきものでよくここまで表現できるなあ、と驚かされる作品ですが、伝来のエピソードも素晴らしく、まさに名品だと思います。

鑑定団というテレビ番組でもこれだけすばらしい評価を得ている香山。

やっぱり香山はすごいんです!


今日もブログを見て頂いてありがとうございました。
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