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宮川香山と骨董屋

このブログを読んで下さっている方で骨董品が好きな方も多いのではないでしょうか。

骨董品を買うならやはり目利きで信頼のおけるお店で購入したいですよね。

私も骨董品が大好きで、テレビのなんでも鑑定団なども良く見るのですが、「仁清の本物」などと信じて鑑定依頼される方で、実は贋物だったというパターンが非常に多いです。

今日は、みなさんに、絶対的に信頼のおける目利きの骨董屋さんを紹介したいと思います。

仁清や乾山の本物を多数取り揃えています!

と行っても時代は明治時代ですが(笑)

横浜市中央図書館に所蔵されている本で、「横浜姓名録」という本があります。

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この本は、明治31年12月16日発行なのですが、この本の中に宮川香山の名前があります。

陶磁器製造業として載っているのかと思いきや、別の職業として紹介されているのです。

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横浜姓名録  明治31年12月16日発行
「新古美術品並骨董商之部 真葛焼本舗 宮川香山 本町二丁目三三」と記載されています。

真葛焼の陶磁器の製造販売以外にも、香山は骨董品の販売をしていたのです。

住所も真葛焼の南太田ではなく、本町二丁目になっています。

京都で生まれ育った香山は、幼いころから骨董が大好きで、夜店などを見てまわっては、自然に鑑定を覚えていったと語っています。

京都では、日本の古い茶碗、そして仁清や乾山、また中国の古陶磁に至るまで本物の骨董陶磁器を数多く見てきたのだと思います。

香山は、きっと相当な目利きであったに違いありません!!

それにしても本当に香山は骨董商を営んでいたのでしょうか。

この資料だけでは、それを立証するには少し弱い気がするのです。

でも、実は香山が骨董商を営んでいたことを立証する別の資料を発見できたのです!!

その中味は、次回のブログで。。。

今日もブログを見て頂いてありがとうございました!
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