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宮川香山 1900年パリ万国博覧会 出品写真より

皆さんおはようございます。

今日は大阪の関先生からご教示頂いた資料をご紹介したいと思います。

1900(明治33)年、パリ万国博覧会が開催されました。

『臨時博覧会事務局報告』に、「陶磁器出品ハ一般ニ好評ニシテ、就中最モ世評ヲ博シタルハ宮川香山ノ出品ナリトス」とあるように、高い評価を受けました。

これまで以前にブログで紹介した巨大な作品( http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2008-07-06-1 )の写真しか確認できていませんでしたが、今回関先生より、『美術画報 臨時増刊 巴里博覧会出品組合製作品』という文献をご教示頂き、別の作品も確認することができました。

その一部をご紹介しますと、、


DSC01785.JPG


この写真の作品は、全て眞葛窯からのパリ万博への出品作です。


おや、、、。何だか見覚えのある作品が写っているではないですか!


DSC01786.JPG


この作品、以前京都の古美術店で見つけ購入した作品に酷似していたのです。


F-16_1.jpg
初代宮川香山作 個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム保管


まさか、パリ万国博覧会に出品された作品そのものということはないでしょうから、恐らく、出品作を製作したのと同時期に作られた作品と思われます。

非常に興味深い発見でした。

関先生、貴重な資料をご教示頂き本当に有難うございました。改めて心より感謝致します。



今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士







P.S.  本業のプロジェクトが一つ、ひと段落しました。

横浜市立大学と神奈川県、さらに横濱三塔協議会とコラボしたスイーツが完成しました!



guimauve_img.jpg
「しあわせの三塔ギモーヴ」


ギモーブ.jpg
「しあわせの三塔ギモーヴ」



polvoron2.jpg
「しあわせの三塔ポルボロン」




先日、神奈川県の黒岩知事の会見で発表をさせて頂きました。


5 (002).jpg


8 (002).jpg


横浜三塔(神奈川県庁、横浜税関、横浜開港資料館)を同時に見えるスポットをめぐると願いが叶うと言われています。

その伝説にあやかり、横浜市立大学の学生の感性を生かした「恋が叶う」をコンセプトにしたスイーツを開発しました。

ポルボロンはヨーロッパの伝統的なお菓子で、口の中でぽろっととろける間に願いを唱えると叶うと言われています。

このお菓子で多くの方に幸せが訪れることを願っています。


http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/151112.html
(横浜市大ニュースリリース)

http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p977375.html
(神奈川県ニュースリリース)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151113-00005135-kana-l14
(Yahoo ニュース)

http://www.3yo.co.jp/contents/topics.html
(株式会社三陽物産 トピックス)


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