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宮川香山 ゴールデンウィークの過ごし方

皆さん、こんばんは~。

皆さんはゴールデンウィークをどう過ごされていますか?僕は、沖縄へ、、、、、、、

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沖縄へ、、、行きたいのに、行けてません、、、(涙)。

上の写真は、もうずうっーーと前に行ったときの写真です(笑)。

僕はお菓子の製造販売会社で働いているので、ゴールデンウィークは横浜にたくさんの観光のお客様が見えて、会社が忙しいのです。

しかも、「眞葛ミュージアム」の展示替えが重なっていました。僕もスタッフの邪魔をしないように、少しだけお手伝いをしてきました(笑)。

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今は夜の9時過ぎですが、展示品の入れ替えのため、今もまだ作業中です。

今回の展示替えでは、三代宮川香山のお子さんに当たる、宮川博明名誉館長のご厚意により、宮川家所蔵の逸品を展示致します。

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共箱には、初代宮川香山自らの筆跡で、作品名が記されています。(右側最初の2行です。) 

「磁器 美人顋斉(さいさい) 杜若画花生」

いかにも美しい名前ですよね~。

「美人顋斉」というのは、初代香山が開発した釉薬で、透明釉にほんわりと赤みを加えて、磁器全体をピンク色に発色させる技法です。( ミュージアムでは二つ目のケースに並んでいますので、じっくりとご覧頂ければと思います。 )


皆さんご存じのとおり、眞葛窯は三代宮川香山の時代に、昭和20年の横浜大空襲の被害に遭ってしまいました。

そのとき三代香山は亡くなり、窯も大きな被害を受け、窯を閉鎖することになるのですが、本などによっては、三代香山と共に、その家族全てが亡くなってしまったかのように書かれていることがあります。

でもそれは違うんですね。

三代香山のお子さん、宮川博明名誉館長は高校(僕の大先輩で法政二校だそうです)に行かれていて、空襲の直接的な被害を免れていたのです。

今はもう80歳を超えていらっしゃいますが、戦前の眞葛窯の写真アルバムを見せて下さったり、貴重な資料を貸して頂けたり、眞葛窯の昔話を聞かせて下さったりと、本当に温かく接してくださいます。

以前ブログにもたくさん書かせて頂いてましたね、、、。
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-12-25
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-11-20
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-08-16
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-08-14
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-04-01
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-03-22


と、そろそろ仕事に戻らなくてはなりません、、、。(笑)


今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士






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