宮川香山 風情溢れる作品
初代宮川香山作 「宮川香山 眞葛ミュージアム」寄託作品
「真葛独特なのは、灰紅色の釉の下に影のように描かれた図柄で、桜の花、竜、月に松ヶ枝、影のようなコウノトリなどを繊細に描き込んだ作品である。コペンハーゲンの陶芸家は太田の魔術師のこの名品をこぞって真似ようとしたものである。」
とエリザ・R・シッドモアに表現された作風の作品です。
まるで掛軸でも見ているかのような気持ちになりますね。
眞葛焼というと、技巧ばかりに目がいきがちですが、このような風情溢れる作品も多く製作していました。
12月に入って、本当に寒くなってきました。
寒いのはあまり好きではありませんが、春夏秋冬、四季を感じることのできる日本はやはり素晴らしい国だと思います。
今日もブログを見て頂き、ありがとうございました。
眞葛 博士
はじめまして。
不勉強なもので宮川香山のことをはじめて知りました。
これから出勤なので、帰宅してからじっくり読ませていただきます。
by tacit_tacet (2009-12-06 08:43)
tacit_tacet さん
こんばんは。コメント有難うございました。
私もブログ拝見させていただきました。
日常の風景の部分がモチーフになっているのに、とても個性のある、そして興味深い写真ですね！
これからも訪問させて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。
眞葛博士
by makuzu (2009-12-06 22:55)
ブログへのコメントありがとうございました。
宮川香山について、こんなに書かれているとは。
世の中にはすごい人がいるものだと驚きました。
これから前の記事にも遡ってじっくり読ませていただきます。
by teshi-hi (2009-12-08 10:40)
恥ずかしながら、宮川香山について全く知識が無い私ですが、日本人のみならず、世界の人々が絶賛し、真葛博士さんがここまで心奪われる真葛焼の魅力って凄いんでしょうね！
「春夏秋冬、四季を感じることのできる日本はやはり素晴らしい国だと思います」というお言葉、その通りだと思います！
私は日本の環境、日本人精神、全部好きです。日本って素晴らしい国ですよね(*^-^*)ゞ横浜も大好きです（笑）
今後は文化・歴史ももっと学びたいと思っています。
またブログ拝見させていただきます。
長文、失礼いたしました。
by 未熟者 (2009-12-12 11:36)
昨晩の横浜ライセンスのセミナーに参加させていただきました。
ありがとうございました。
講師の方が同年代というのは珍しいので、熱いトークがうれしかったです。
「大・開港展」で眞葛焼を初めて見て、強烈な印象を受けました。
昨日のお話で、宮川香山ってこんなにすごい人だったのかと改めて感動し、埋もれていた歴史をもっと知りたくなりました。
ブログ、ゆっくり拝見させていただきます。
今回、私は2回目の2級挑戦です。
セミナーに出ると、やはりモチベーションがアップしますね。
by yukiko (2009-12-18 07:58)
未熟者 さん
コメント有難うございました。僕も「日本の環境、日本人精神」全部大好きです。でも残念ながら今の僕には、まだ日本の自然を楽しむ落ち着きも、明治、大正、昭和の日本人が持っていた強い精神力も兼ね備えておりません（笑）
だから、僕こそ未熟者ですね。
先人の偉業や日本の文化に多く触れながら、成長していきたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します。
眞葛博士
by makuzu (2009-12-18 08:11)
yukiko さま
コメント有難うございました。
眞葛焼についてのセミナーの講師を依頼され、ブログの更新も出来ないほど、準備を重ねてきたのですが、昨日は言いたいことが多すぎて、時間がオーバーしてしまいました（笑）
本当は、深川製磁や香蘭社と宮川香山のつながりについても触れ、現在でも宮川香山の流れが脈々とつながっていることなども触れたかったのですが、、。
それから、マイセンへの影響も。
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13-1
ともあれ、僕のつたない話を聞いて下さって有難うございました（笑）横浜ライセンスの受験もぜひ頑張ってくださいね。
眞葛博士
by makuzu (2009-12-18 08:17)