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宮川香山 初代作品に特有な「遊び心」

初代宮川香山の作品には、遊び心溢れる作品も存在します。

今日は、そんな作品をご紹介したいと思います。

DSC05916.jpg
初代宮川香山作 「宮川香山 眞葛ミュージアム」寄託作品

何ともかわいらしく、ユニークな麒麟ですね(笑)

とても愛らしい絵付けですが、そのタッチの軽やかさや、なめらかさは実に非凡な才能をうかがわせています。

まさに、「筆が走っている」と形容するにふさわしい絵付けですね。

二代香山、三代香山の作品は、とても繊細かつ美しいものが多いですが、このような遊び心溢れる絵付けはあまり見られません。

初代香山に特有な作風なのです。

麒麟の色の発色も素晴らしいですね。


私、眞葛博士は、この作品のように、自由奔放で、心の赴くまま描いたような、初代特有のやんちゃな遊び心溢れる作品も大好きなのです。

今後も少しづつこのような作品もブログでご紹介していこうと思います。

今日もブログをみて頂き、ありがとうございました。


眞葛 博士



p.s. 初代香山の絵の先生については以前書かせて頂きましたので、ご参照ください。

http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-01-22-2




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whitered

まるで雲の中から生まれてきたような麒麟ですね。ユーモアを感じます。
by whitered (2009-08-30 09:35) 

pegasas

陶磁器の事は良くわからないですが、楽しげな麒麟ですね~
作者の遊び心が伝わってきますね~。
by pegasas (2009-09-18 13:46) 

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