初代真葛香山 家族構成と家業の分担
今日は、初代香山の家族構成について記してみたいと思います。
「兄弟父子相協力
翁には、10年前みまかりたる夫人エイ子との間に三男三女あり。
長男半之助氏(58)は号を半山と称して、翁の後を継ぐべき、窯業に志し、その令息長男勝之助(35)氏は営業方を担任し、次男智之助(31)氏は友山と号して、厳父半之助氏とともにその製造に従事し居れり。
しかして、翁の二男寅之助(46)氏は商館に、三男眞山(38)氏は長兄半之助氏と共に製作に従事し、又長女ミツ(49)子は京都小倉吉兵衛方に、三女シゲ(36)は宮川恒助氏に嫁ぎ、二女ヒデ(41)子は他家へ縁付きたるも夫に死に別れ目下実家にありて、家事万端を切り回し居れり」
とあります。
まさに家族一同相協力して、窯を支えていたことがわかります。
数日前から引用しているこの資料は、「横濱貿易新報 大正5年5月23日」号です。
この日の横濱貿易新報では、第一面に香山の追悼記事が掲載され、故人を偲ぶかのように、香山のことが紹介されています。
このような資料も、横浜にいるからこそ調査できる資料だと思います。
今日もブログを見て頂いてありがとうございました。
真葛 博士
「兄弟父子相協力
翁には、10年前みまかりたる夫人エイ子との間に三男三女あり。
長男半之助氏(58)は号を半山と称して、翁の後を継ぐべき、窯業に志し、その令息長男勝之助(35)氏は営業方を担任し、次男智之助(31)氏は友山と号して、厳父半之助氏とともにその製造に従事し居れり。
しかして、翁の二男寅之助(46)氏は商館に、三男眞山(38)氏は長兄半之助氏と共に製作に従事し、又長女ミツ(49)子は京都小倉吉兵衛方に、三女シゲ(36)は宮川恒助氏に嫁ぎ、二女ヒデ(41)子は他家へ縁付きたるも夫に死に別れ目下実家にありて、家事万端を切り回し居れり」
とあります。
まさに家族一同相協力して、窯を支えていたことがわかります。
数日前から引用しているこの資料は、「横濱貿易新報 大正5年5月23日」号です。
この日の横濱貿易新報では、第一面に香山の追悼記事が掲載され、故人を偲ぶかのように、香山のことが紹介されています。
このような資料も、横浜にいるからこそ調査できる資料だと思います。
今日もブログを見て頂いてありがとうございました。
真葛 博士
コメント 0