初代香山 晩年の趣味
今日は、晩年の香山の趣味について書かせて頂きたいと思います。
初代香山の唯一と言ってよい趣味は、絵筆を持つことであったといいます。
「仕事のほかには、何も考えていません。
したがってこれと言う道楽もなければ趣味をありません。
7,8年前までは、酒を少しづつたしなみましたが、それも胃腸を患って医者に禁じられたこのかた、一滴ものみません。
しかし、絵画だけは好いたものと見えて、ときたま絵筆をとっていることがあります。」
「それもどちらかというと地方の人々から依頼されたもので、現在その頼まれた絵絹が何十本となくありますが、一人の人から六本頼まれた内、この間ようやくその四本だけを描きあげました。絵筆をとったのはこれが最後でしょう。もちろん、仕事は床の中に倒れるまでやっておりました。」
上記のように、晩年の香山は絵筆を積極的にとっていたようです。
あらためて作品を調べてみますと、、、
横浜美術館 宮川香山展 図録より
確かに、初代香山が亡くなる75歳、最晩年の絵が残されていました。
調査すると、他にも、古い売りたての本に。
そして、まだほかにも。
香山は10才前後の頃、京都の真葛ヶ原で、大雅堂ゆかりの双林寺の義亮より絵を学んでいました。
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/archive/20080725
晩年になり、子供の頃を懐かしく思い出し、絵筆を執っていたのでしょうか、、、。
今日もブログを見て頂きありがとうございました。
真葛 博士 (マクズ ヒロシ)
初代香山の唯一と言ってよい趣味は、絵筆を持つことであったといいます。
「仕事のほかには、何も考えていません。
したがってこれと言う道楽もなければ趣味をありません。
7,8年前までは、酒を少しづつたしなみましたが、それも胃腸を患って医者に禁じられたこのかた、一滴ものみません。
しかし、絵画だけは好いたものと見えて、ときたま絵筆をとっていることがあります。」
「それもどちらかというと地方の人々から依頼されたもので、現在その頼まれた絵絹が何十本となくありますが、一人の人から六本頼まれた内、この間ようやくその四本だけを描きあげました。絵筆をとったのはこれが最後でしょう。もちろん、仕事は床の中に倒れるまでやっておりました。」
上記のように、晩年の香山は絵筆を積極的にとっていたようです。
あらためて作品を調べてみますと、、、
横浜美術館 宮川香山展 図録より
確かに、初代香山が亡くなる75歳、最晩年の絵が残されていました。
調査すると、他にも、古い売りたての本に。
そして、まだほかにも。
香山は10才前後の頃、京都の真葛ヶ原で、大雅堂ゆかりの双林寺の義亮より絵を学んでいました。
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/archive/20080725
晩年になり、子供の頃を懐かしく思い出し、絵筆を執っていたのでしょうか、、、。
今日もブログを見て頂きありがとうございました。
真葛 博士 (マクズ ヒロシ)
ブログを紹介していただいたので、拝見させていただきました。
虫明紀行愉しく拝見しました。
備前インターが私の実家近くですから、虫明はご近所ですので、黒井山のサービスエリアなども よく利用させていただく場所です。写真やコメントで紹介されると結構面白いですね。
横浜と虫明に あんなつながりあがるもの面白いですし、真葛さんの行動力にも相変わらず感銘を受けています。
人が動けが何かが変わるはずです。
ご連絡いただければ、香山以外のことはご案内できたかも・・・
また、来る機会があれば お知らせを!何か調べものあれば 喜んで動きますよ。
夜遅い時間にアップしているようで、調べものやら資料作り大変そうだけど博士になるまでがんばって!
また、拝見します。
by bizen (2008-11-25 23:54)
bizen さんこんにちは。
あなたはひょっとして元同僚でしょうか(笑)
会社員の僕とは、違う僕を感じて頂けたことと思います(笑)
会社の人間や、取引先の方々には、このブログのことは話してません。ものすごくマニアックで、引かれてしまいそうですから(笑)
でも、ものすごく熱中できる趣味で、自分でとても楽しいのです。
それにしても実家が虫明のそばだったとはびっくりしました。
次回虫明を訪問するときには、必ず連絡しますので、おいしい蟹やカキ、桃などの果物で接待よろしくお願い致しますね(笑)
ブログを見て頂いてありがとうございました。
真葛博士(マクズヒロシ)
by makuzu (2008-11-26 17:45)