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第150回 明治天皇 旧蔵 真葛焼香炉

いつもブログを見て頂いてありがとうございます。

ブログのアクセス数を見るたびに励みになり、何とか第150回,アクセス総数20000突破となりました。

今後も真葛焼ネタが続く限り継続していきたいと思います。

そして、まことに勝手ながら本日を持ちまして、私ペンネームを「真葛博士」と致します(笑)

「博士」と名乗るにはまだまだだ!とお叱りの声が聞こえてきそうなので、一応「真葛博士」と書きますが、読み方は「マクズ ヒロシ」とします(笑)

どうぞこれからもよろしくお願い致します。

今日は第150回を記念しまして、帝室技芸員 初代宮川香山が、明治天皇に献上した香炉をご紹介したいと思います。

IMG_0422.jpg
「真葛焼香炉 菊桐鳳凰文様台付」 眞葛博士 蔵

まさに、皇室にふさわしい品格のただよう素晴らしい作品だと思います。

「帝室技芸員」という肩書きは、香山自身にとっても、名誉きわまる称号であったと思われます。

作品を見れば、初代香山が、いかにこの作品に力を入れたか、その緊張感が伝わってくるようです。

蓋のすかし彫りも実に見事に仕上がっています。

IMG_0425.jpg

この作品は、明治天皇が所有された後、大正3年9月6日に某宮家が拝領しました。

大変貴重な資料であり、すばらしい作品だと思います。

そして、初代香山の作風の広さに改めて驚かされます。

今日もブログを見て頂き、ありがとうございました。


真葛博士
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コメント 6

高橋

明治天皇旧蔵香炉、見事な作品です。いつも楽しみにブログを拝見しています。マクズヒロシ様は、すでに立派なマクズ博士だと思います。一つの事を掘り下げ追及する姿勢に感銘を受けました。私は地元九谷焼をコレクションしていますが、もっと勉強し追及しようと刺激をうけました。今後も頑張って継続されること期待しています。
by 高橋 (2008-11-08 11:36) 

makuzu

高橋様、はじめまして!

本当に暖かいコメントをいただき、すごくうれしいです。

これからも真葛ネタの続く限りできるだけ長く、頑張っていくつもりです。

久谷焼をコレクションされているそうですが、初代真葛香山の父、長造と久谷焼との関係もこれから勉強して、いつかブログに書こうと思っております。

コメント本当にありがとうございました!

真葛博士


by makuzu (2008-11-08 11:44) 

高野

御機嫌よう

竹田宮家旧蔵の香炉ですね。どちらで入手されたのか気になります。
by 高野 (2009-12-20 17:41) 

makuzu

高野さま

こんばんは。コメントを頂きましてありがとうございました。
高野様のご指摘のように、確かに竹田宮家旧蔵の香炉です。
この香炉を見ただけで、それがお分かりになるというのは、高野さまは相当なお方なのだと、思いました。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
眞葛博士


by makuzu (2009-12-20 18:37) 

高野

御機嫌よう

やはり宮家旧蔵ですね。
高台内に宮家の収蔵札が貼り付けられていると思います。おそらく100~150号以内だと思います。
貴重な品です。お大切になさいますよう。
by 高野 (2009-12-20 21:47) 

makuzu

高野さま

貴重な、そして暖かいコメントありがとうございました。
甘えてしまうようで大変申し訳ないのですが、よろしければ、ぜひお一つぜひ教えて頂きたいことがございます。
「長印」とは何なのでしょうか。どうしてもその意味がわかりませんでした。
メールででも大丈夫です。 kseiken@excite.co.jp 
差し支えなければで構いませんので、ご指導の程宜しくお願い致します。
by makuzu (2009-12-20 23:07) 

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