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「横浜人形の家」と渡り蟹

今日は、横浜にある美術館「横浜人形の家」に行ってきました。

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目的は「生人形」というジャンルの作品でした。

(情報を頂きましたOさん、本当にありがとうございました!)

幕末に、人物を生きている人間そっくりに作る「生人形」という作品ジャンルが確立します。

当時はアトラクション的に、それらを展示する見世物小屋のような娯楽があったくらいだったのです。

真葛焼の高浮き彫りのリアリティーさと同様、リアリズムの追求という意味でとても興味がありました。

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横浜人形の家 パンフレットより

平田郷陽作 「粧ひ」です。

チラシの写真でみるよりも、現物はもっと、ずっとずっとリアルで、本当に驚きました。

当時、真葛焼のような陶磁器以外にも、人形というジャンルでも、リアリズムの追求という芸術があったのです。

他にも平田郷陽の作品が多く展示されておりました。

優品展、「日本の人形芸術」は12月14日まで開催されています。

お勧めです。

今日はその後、横浜中華街で仕事の打ち合わせがありました。

そこにあったメニューです。

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渡り蟹をみると、真葛焼を思い出してしまいます(笑)

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初代宮川香山作 重要文化財 東京国立博物館蔵

横浜の本牧というところでは、昔よく渡り蟹が取れたそうです。

香山も、本牧でとれた渡り蟹をモデルにしながら、この作品を作ったのかもしれないですね(笑)

今日もブログを見て頂いてありがとうございました。
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